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癒やしスポット案内#003

二ツ井の大自然を味わう。きみまち阪公園に行こう

明治天皇が名付けた地
自然豊かな美しい場所

能代市の東側には二ツ井町があります。平成18年に旧能代市と旧二ツ井町が合併しました。二ツ井町には、数多くの自然があり、それを堪能できる場所もたくさんあります。全部オススメなのは当然ですが、今回は、その中でも一番最初に、是非訪れてほしい場所、きみまち阪公園を紹介します。
車で行けば、秋田自動車道の終点二ツ井白神ICから、国道7号線を大館方面へ10分ほど走ると「きみまちの里、道の駅ふたつい」という看板が見えてきます。道の駅ふたついの交差点を右折して米代川沿いの通りを進むと、すぐにきみまち阪公園が見えてきます。

明治14年、この地を訪れた明治天皇が、その美しさに感動し、まだ名前が決まっていなかったこの地を「徯后坂」と名付けたそうです。
そして、夏の長旅を気遣う皇后のお手紙がここで天皇をお待ちしていたとのエピソードが残されており、その内容が「恋文」だったことから、この公園の中には、赤い「恋文ポスト」が設置されています。
そのエピソードから、このポストに投函した手紙は、恋の願いがかなうと言われています。ちなみに、ここから投函した手紙には、ハート型の消印が押印されます。是非、訪れた際はここから手紙を出して、その消印を確かめてみてはいかがでしょうか。(利用期間 4月1日~11月末)
また、きみまち阪公園の名前にちなみ、きみまち恋文全国コンテストを実施し、入賞作品集を「日本一心のこもった恋文」として発売しています。

恋の聖地とも言えるこの場所ですが、もちろん先に言ったように豊かな自然もたくさんあります。第一広場から坂を登って第三広場まで行くと、目の前に形の美しい七座山(ななくらやま)とそれを囲うように流れる米代川を眺めることができます。
ここまで来るととても心地良い爽やかな風が吹いていて、晴れた日に是非、訪れてほしい場所です。

春夏秋冬、違う景色が
ここにはある

この公園には、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪の積もった景色と、四季折々全く違った顔を見ることができます。ちなみに冬の雪が積もっても公園には入れますが、行くまでが大変なので、もし冬に行く際は覚悟を持ってお出かけください!
特に、きみまち阪公園の秋、紅葉は有名で、秋田のテレビでは、秋になると、紅葉情報に必ず出て来るスポットでもあります。あえて、写真を載せないので、是非、その光景は、実際に訪れて見てほしいと思います。
また、夏の夜、この公園から見る星空は、格別であることもコソッと記載しておきます。是非、天気の良い静かな夏の夜、訪れて空を見上げてください。満天の星空が出迎えてくれることでしょう!

きみまち阪公園のすぐそば国道7号線沿いには「道の駅ふたつい」があります。地元野菜や、お土産品、ソフトクリームなど、美味しいものがたくさん揃っています。
是非、こちらも合わせて訪れてください。

きみまち阪公園

KIMIMACHIZAKA PARK

〒018-3102 秋田県能代市二ツ井町小繋字中島

<入館料>無料

<アクセス>
お車:二ツ井白神ICから車で10分
徒歩:二ツ井駅から徒歩で30分
※駅からは離れているため鉄道・徒歩利用の場合は、タクシー利用をオススメします。

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