能代市中心市街地空き店舗情報

                   

癒やしスポット案内#001

能代が凝縮されている駅前ロータリ

能代をギューッと凝縮

JR能代駅前にはきれいなロータリーがあり、その中には
・秋田杉でできた3本の柱
・秋田杉でできたバスケットボール
・城郭型の大型灯籠の上部を模した「シャチ」
の大きなモニュメントがあり、この周辺には松の木が植えられています。

能代を紹介するうえで欠かせないものとなっている秋田杉、バスケットボール、シャチ、松の木が市の中心にある駅の目の前に配置されています。

木都(もくと)能代

能代市の中心部を流れる米代川は、北鹿地域の金銀銅、木材などの資源や米を中心とした農作物などを上方に運ぶための交通手段として中世の時代から使われ、能代は交易の場として栄えました。

明治中期には、井坂直幹(なおもと)が機械製材を導入し、それまでの手加工に比べ生産量は飛躍的に伸び、これが後の秋田木材株式会社へと発展しました。以来能代は東洋一の「木都(もくと)」と呼ばれるようになりました。

能代を駅を降りると大きな秋田杉に書かれた「ようこそ木都能代へ」の文字が、バスケットボールとシャチと一緒に出迎えてくれます。

木都能代を象徴する金勇

昭和12(1937)年 2代目金谷勇助氏によって建てられた木造建築物です。平成10(1998)年10月26日に国登録有形文化財に登録され、平成20年まで料亭として使われ、翌21年に能代市に寄贈された歴史のある建物です。
1階広間の約9メートルにわたる中杢(板の中央部分が板目で両端部分が柾目の木材)の天井など貴重な木材をふんだんに使用した木都能代のシンボルになっています。

旧料亭金勇は、贅を尽くした建物ではなく、選木した良材を効果的に使用していること、建物内に四方柾の柱が1本のみしかないことから、与えられた素材を無駄なく製材したことがうかがえます。
詳細は金勇HPをご参照ください。

バスケの街

能代市内にはかつて能代工業高校がありましたが、2021年4月から能代科学技術高校と改名されました。この高校のバスケットボール部は、能代工業時代からバスケットボール部が強く、全国制覇を合計58回も達成し全国にその名をとどろかせています。

特に1996年から史上初の 3年連続三冠 「9冠」を達成しました。三冠とは 1年間で「高校総体(インターハイ)」「国体」「全国高校選抜(ウィンターカップ)」の3大タイトルを制することで、1年間だけでも達成することが困難な三冠を3年間達成するというとんでもない偉業を成し遂げました。

1997年 3大タイトル決勝戦のスコアを見てみましょう。
◎インターハイ    能代工 120 – 58 洛南 (京都)
◎国体          能代工 105 – 80 東京都選抜
◎ウィンターカップ  能代工 134 – 77 山形南 (山形)
決勝戦なのに圧勝!です。まさにダントツの強さ!ということがよく分かるスコアになっています。
このような伝説の強さから、バスケットボールのアニメ「スラムダンク」にでてくる「山王工業高校」のモデルになっていると言われています。
「スラムダンク」に出てくる「山王工業高校」は、主人公が所属する高校バスケットボール部が、全国制覇を目指して勝ち進んでいき、最後に戦うのが最強の存在として立ちはだかる 対戦高校という設定です。
バスケミュージアムHP

役七夕の「シャチ」

能代の夏祭りといえば七夕まつりが有名です。このお祭りは、江戸時代から五町組と呼ばれる町内の組織により年番制により行われてきました。
年番にあたる町内を大丁と言い、他町内は加勢丁として行事を担います。年番にあたる町内は、それぞれ重要な役目を担うことから、七夕まつりを能代では「役七夕」と親しみや敬意をこめて呼んでいます。

JR能代駅前ロータリ

〒016-0831 秋田県能代市元町14-40

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